
機関車で食料を運ぶメロンパンナちゃんとやきそばかすちゃん。ばいきんまん(声:中尾隆聖)に襲われ危機一髪だったところを、兄のやきそばパンマン(小杉十郎太)に助けられる。ところが懲りないばいきんまんは、サボテンマン(内田直哉)をブラックサボテンマンに変身させて襲ってくるのだったが…
「〜人魚姫のなみだ」の併映アニメ作品で、約30分の短編。つまり1時間と30分の映画の2本立てで、小さなお子様の鑑賞に配慮した構成である。なるほどなるほど。そういえば昔は短編8本立てのチャンピオンまつりとかあったなぁなんて、思い出したりもした。
ところでこの30分の作品、なかなかあなどれない。西部劇のスタイルを借りて、守るメロンパンナちゃんたちに対して強盗団はばいきんまん。一匹オオカミのヒーローがやきそばパンマンならば、最後に出てくるアンパンマンは騎兵隊である。作者(やなせたかし?)は西部劇に並々ならぬ思い入れがあるんじゃなかろうかと、子供たちの横でひとりにんまりしてしまったのであった。主人公たちは同じだけど活躍する世界が違うという構成も、昔のギャグマンガではよく使われた手法である。
大賀俊二監督。2000年日本映画。