
イングランドへ引っ越してきたウィル・スタントン(アレクサンダー・ルドウィグ)は14歳の誕生日をむかえた少年。ところが彼は世界を救うために、6つのしるしを見つけなければいけない「ザ・シーカー」だということを告げられる…
シーカーということで、ハリポタを想像したらまったく違う内容だった。類似点はイギリスが舞台のファンタジーだということだけ。スーザン・クーパーのファンタジー小説「闇の戦い1 光の六つのしるし」を映画化。ごく普通の少年少女がとつぜん世界を救う戦いに巻き込まれるというストーリーは児童文学の定番で、最近でも「ナルニア国物語」や「ライラの冒険」を思い出してしばしデジャヴ感覚にあってしまった。
しかもこの映画、お手軽に感じるのは6つのしるしを見つける戦いが非常に短くて、短編というかゲームのステージを見ているかのようである。おまけに最後のしるしは「俺の魂だ」ってしめくくるあたりはのけぞってしまったぞ。
とはいっても、ウィルを演じるアレクサンダー・ルドウィグはとんがった感じで、しかも英国が舞台だけあって雰囲気だけは満点である。原作がシリーズだけに、続編もあるのかな? 双子の兄とかは、今後どうからんでいくのだろうかとか、お楽しみも残してあるのがいいですね。
デヴィッド・L・カニンガム監督。2007年アメリカ映画。